【2022年版】おすすめランニングシューズTOP3

ランニングシューズに求めるものは、軽量性、クッション性、アシスト性、快適なフィット感などを想像する人がほとんどでしょう。もちろん、どんなランニングシューズでも一番重要なのは、何百キロもの距離を走ることになる使い手の視点です。今回は、ランナーである皆さんが次の優れた一足を見つけるお手伝いができるようにと、数百種類のメンズ・レディスのランニングシューズをまとめて検証してみました!今お使いになっているお気に入りのロードシューズやトレイルシューズをアップグレードすることで、フィット感や性能に与える影響が大きく向上するかもしれません。また、おすすめする商品のレビューや、シューズを選ぶ際に参考にすべき基準、さらには、知識豊富なスタッフによる購入ポイントなども紹介していくので、ぜひこのまま以下をチェックしてください!

エアズームペガサス38 – ナイキ

エアズームペガサス38のミッドソールは昨年、時代遅れのクシュロンフォームから、より反応に優れたリアクトフォームにアップグレードされ、それによって足元が2ミリ高くなりました。リアクトフォームは、ズームXほど軽くて弾むわけではありませんが、中程度の柔らかさで、柔軟性に長けています。ナイキはまた、より柔らかくなるようにレディースランニングシューズの圧力(メンズ版の20PSIに対して15PSI)を減少させたほか、前足部分のサイズを大きくしてつま先立ちのポップさを増し、さらに中央部分とかかと部分からエアユニットを取り除きました。アウトソールもアップデートされ、フレックスグルーブと長方形のトレッドパターンが追加されたことにより、短いオフロードランニング向けのトラクションがパワーアップしています。

ゲルカヤノ28 – アシックス

カヤノは何十年も前からアシックスの人気シリーズであり、現在でも同社のベストセラー製品の一つです。もともとはオーバープロネーターをサポートするために設計されたモデルですが、その快適さに定評があり、多くのニュートラルランナーから選ばれています。最新モデルのカヤノ28は、スポンジ材「FLYTEFOAM BLAST」を搭載し、よりスムーズかつレスポンスの高い走りを叶えてくれます。また、薄型のヒールクリップを採用することで、安定性が大幅に向上しました。また、かかとと前足部分の下に配置されたゲルによって衝撃吸収の力が高まり、二重密度のミッドソールやメディヤルプレートと連動し、着地の際に内側に傾いてしまう足首を修正してくれます。

ウエーブライダー25 – ミズノ

ミズノのウエーブライダーは25年という大きな節目を迎えました。13年目のイテレーションからライダーシリーズを愛用している筆者的にも、25は今まで履いたライダーの中で最も柔らかく、最もクッション性が高いなと感じました。これは、ライダー24を発売したときにミズノが約束した、なめらかな感触のエナジーフォームをミッドソールレイヤーとしてフルレングスで採用したことが一因となっているのでしょう。従来のライダーでは、硬いU4icからTPUビーズベースのXPOPまで、ウェーブプレートの上下にフォームを組み合わせていました。複数のフォームをミックスすることで、足元の快適さはキープされていながらも、シューズの履き心地は少しバラバラな印象だったのです。ところが、今回のライダー25では、シンプルにエナジーフォームだけを全体に使用することで、特に新しいひまし油ベースのウェーブプレートと組み合わせた結果、よりスムーズかつ一貫した履き心地に仕上がっています。また、ライダー25では大きなカーブ形状(ライダー24のプレートはよりフラットだった)が採用されたことにより、各ステップでより多くのエネルギーを返すことができ、より美しいアーチを描けるようにサポートしてくれます。さらに、スムーズで弾力性にも富んでいるので、長時間走りっぱなしのランニングにぴったりです。