世界一高価なブーツランキングBEST4
靴というアイテムはかなり昔からあるものです。人類が誕生して以来、ずっと昔から使用されてきました。特に寒冷な気候の地域では、足を保護することが重要であり、足をMAXで冷やしてしまうと、最悪の場合死んでしまう可能性もあります。暖房器具が当たり前になった今でも、冬の季節になるとブーツの人気は高くなり、ほとんどのブーツがお手頃な価格で購入できます。しかし、すべてのブーツが安価なものばかりというわけではありません。高級ファッションブランドは頻繁に高価なブーツを生産しており、その結果、世界には高額な値札がつけられたブーツもいくつかあります。
第1位 A.F.ヴァンデヴォーストのダイアモンドブーツ
世界一高価なブーツに見事選ばれたのは、なんと320万ドルもするこちらの高級ブーツです。この壮大なブーツをデザインしたのは、ベルギーのアントワープに本社を置く高級ブランドA.F.ヴァンデヴォーストです。このブーツには、30,000個以上のダイヤモンドと4,700gのゴールドが装飾されているそうで、完成までに約30,000時間を要したとか…。これだけの仕様であれば、このお値段にも納得かも?ですね。
第2位 ファントム・ブーツ
第2位に輝いたのは「ファントム・ブーツ」と呼ばれるブーツで、それぞれ一点一点が異なる仕上がりだそうですが、およそ10万6,000ドルという破格な値段がつけられています。このラグジュアリーなブーツは、高価な革を扱うことで有名な職人ハワード・ナイト氏によって製作されました。革と銀のパーツを組み合わせて、ファントム・ブーツを形成しているため、実に興味深いデザインになっています。とある噂によると、ナイト氏がこの芸術的なブーツを完成させるまでに約800時間を要するそうです。
第3位 バロンアリゲーターブーツ
一般的に、ワニ革は、革の中でも非常に高価な素材です。推定によると、ワニ革は平均して1平方フィートあたり200ドル以上するそうです。ですので、Luccheseが製造したこのバロンアリゲーターブーツが高価なのも当然といえるでしょう。
Luccheseによると、このアリゲーターブーツは米・テキサス州で製造されているとのことです。バロンデザインは、何年も前から同ブランドの定番シリーズになっています。このバロンデザインはすべて、ワニ革で製造されているそうです。
Luccheseの生みの親であるサルバトーレ・ルッケーゼ氏は、1800年代に生まれ、それが同ブランドの出発点となりました。サルバトーレ・ルッケーゼ氏は、靴の製造装置を購入した後、Lucchese社を立ち上げました。時が経つにつれ、同社は人気を徐々に獲得していき、1910年にはメキシコのロレンゾ・ケサダ氏が同ブランドのブーツを初めて輸入したといわれています。
第4位 イヴ・サンローランのラインストーンブーツ
世界のセレブたちが高額な服や靴に夢中になることは、ハイファッションブランドの世界ではよくあることです。このイヴ・サンローランのラインストーンブーツもまさにその対象となり、その話題性から、一般人の関心をも集めることになりました。当時、リアーナやケンダル・ジェンナーなどといった海外セレブがこの1万ドルもするブーツを履いている姿がパパラッチされ、その結果、同商品の売り上げが大幅に伸びたという話もあります。イヴ・サンローランの一部の店舗では、このブーツを購入することを目当てに来た客が大行列を作ったほどです。このラインストーンブーツはすべて手作りで、3,000個のラインストーンがあしらわれています。他のイヴ・サンローランのアイテムと同様に、イタリアで制作された可能性が高いです。
ちなみに、創業者イヴ・サンローラン氏は1936年生まれで、2008年に亡くなりました。同氏がデザインした服はファッション界でたびたび称賛されたため、生涯を通じて世界的に有名なデザイナーでした。もともとは、もう一人の伝説的なデザイナー、クリスチャン・ディオール氏のもとで働き始め、経験を積んだ後、1966年に自身のレーベルを立ち上げたそうです。